内観共振法・母音空間唱法の素晴らしさ・魅力

あなたも自分自身の声を生かし本来の魅力あふれる輝く声に変身してみませんか~アンチエイジングとインナーボイス

内観共振法と母音空間法のご紹介

声楽家・うた・大野一道師匠考案。人の声のパワー・エネルギーもとても素晴らしく大変すごいものです。地球と人類の調和と循環の起点を踏まえた東洋普遍の立ち位置からの演奏表現を提唱。西洋と東洋の美の本質を再考、東洋の深さを世界に発信すべく日本語の歌唱表現の確立に向かう。
声楽家大野一道先生の考案された発声法「内観共振法」は、素敵なものです。
自分の声を自分の身体に響かせ(ハミング)、細胞をふるわせて整えていくので、誰にでも簡単に出来ます。

内観共振法をしていると、心も身体もやわらかくほぐれ、開放されていくのが分かります。内観共振法はストレスを解消し、心身を調整するので、とても健康に良いです。
声はその時の心と身体の様子を正直に表し伝えるものですね。

内観共振法とは、身体の解放・自立を導き、人間を自然の一部に返すべく考案した東洋的な訓練法です。
心が空間と調和し、身体が地球の一部になり切る時、音楽は全ての人の心にとけて地球をひとつに結びます。
大自然の中で、不自然なのは人間だけ、地球との共存のために自然に帰ることが今世紀、人類に課せられた最大の課題です。

~大野一道先生のコンサートプログラムより~

「身体と心、見えるものと見えないもの。もともと日本人は自然とともに生きてきていまして感性豊かでした。しかし、ここ50,60年前から急激な経済発展とともに、見えるものだけが追求されるようになり、見えないもの、こころが失われています。こころ、見えないが確かに私たちの体の中にある空間を流れるエネルギー、そのエネルギーを身体全体で共振することが内観共振法です。声を出すことで身体全体が響き、心と身体が調和するのです。」

文明が進んでいる現代で生活している私たちはつい目に見える現象、ものだけにとらわれがちです。私たちが生きる中でもっと大切なのは目に見えない世界なのです。
 なにかをするとき、心を込めてやりなさい、とよく言われますが、その心がどこにあるのか。こころは見えないのです。こころってなんだろう。こころは体のなかで流れる空間なのです。その空間は宇宙の繋がっている。だから人間は大自然に触れ合うときに気持ちがよくなるのです。自分の心と大自然と循環するとき、自分は自然と一体になり、自然に生きることができるのです。
 内観共振法について、大野一道先生は次のように語りました。
「私にとって、歌うことは存在としての自己を見つめ続けることでした。内面と内面を抱く外界とのバランスの重要性に気づき、自然呼吸法を伴う発生によって導かれる「空」の体感に到達したのです。人の声や楽器の音は内面の状態や体のバランスをそのまま映して現れます。発声のときに自分の声がどのように内面と共振しているかが解り、共振の状態を調整して、内面と外界のバランスを整えて自然体に導きます。」

 

美の視点で伝統世界を見ると、四季に移ろう美しい自然の中で文化を育み続けた日本は、東洋的な全体性の感覚を確かなものとして持続し、循環の営みを実現し得た希有な国であり、その感性は世界一といってもいいと思うのです。しかし、いまの日本人は、その感覚を失ってしまいました。ごく一部、沖縄に行きますと今だ、見えないものを観る感性が残っていますが・・ やはり、日本は本質的な視点を見失って混乱している。「知」と「感」のバランスが完全に壊れてしまっているんですね。私は、自然な声を求め続けた結果体得した呼吸法と内観共振法で心と体のバランスを、きちんと整えることができるという確信に至りました。心と体の正しいバランスから「知」と「感」の調和が導かれるのです。歌うのではなく、発声練習で、誰でもできる単純な発声です。譜を読みなれていない場合、音程や音階に捕らわれてしまうと声が出なくなるので歌ではなく発声がいいですね。考る前に感じてもらい、内面の状態を探っていただくんです。実質的なことをいえば、胸郭を広げ、内面の空間性を感じ取れるようにする。その内面に声を合わせるのです。通常は外界、即ち見える世界に囚われている視点を、内面、即ち見えない世界に向けてバランスを取るのです。驚くほど顕著に効果が現れ私自身、いつも驚かされます。今後は、それを多くの人にいかに伝えるかが課題だと思っています。学校などで子供達に伝えることができるといいのですが、まだ、教えられる人がいないので、先生を養成せねばなりません。子どもは捕らわれなく純粋ですから、バランスをわきまえた大人が関われば、そのままバランスのよい状態で育つと思います。学校だけでなく家庭も大切ですね。先生と子どもと親、みんなで学ぶ体制ができれば世の中が変わる可能性が充分あると思っています。今大人になって、心のバランスを崩す方が大勢いらっしゃいますね。そういう方に論理的にお話すると、閉じているので聞き入れることができず逆にストレスになると思うんです。簡単に声を出していただき、バランスを調整する方法を取ればストレスがかかりません。そしてある程度癒えたところで、今度は言葉で論理的説明をすればよりよく解り、さらに進んで回復に向かうのではないかと思います。今の時代、病気だと世間では言われなくても、ほとんどの社会人は閉じて孤立していますからね。子供に内観共振法をやると、情緒が安定して、脅威的に集中力が増すと思います。当然感性も豊かになります、そして大人も。まず私達日本人が本来のもの即ち東洋の全体性を取り戻し世界に発信せねばなりません。ある意味人類は限界点に来ています。地球と人間の調和と共生を実現するために、「知」と「感」を一つに結ぶ東洋の全体性が求められる時代がきていると言えそうです。東洋の時代というその意味は、経済だけではなく、地球と人類の共生のために東洋の全体性に基づく立ち位置の確立の必然性があるという意味で捉えるべきでしょう。もう一度人と自然の調和を踏まえた営のかたちを取り戻さなくては、人類は近い将来確実に滅びるのではないでしょうか。

自然治癒という言葉があるように、人間は地球の一部、自然と一体のものですから、心と体の自然なバランスが整えば病気が治るのは当たり前です。宇宙の彼方まで全て繋がっています。自然の法則のもとに全てが一つに結ばれている「一」という全体性のもとに個が成立する。という東洋的な全体性を踏まえて人間界が営まれないと、上手くいくはずがありません。宇宙に浮かぶ地球の一部として私達人間が生まれたわけで、人間が地球を造ったわけでもないのですから・・・(笑)。「知」と「感」の絶妙な調和が求められるところです。調和の響きは力の世界を越えたところにこそ存在します。美の視点で伝統世界を見ると、四季に移ろう美しい自然の中で文化を育み続けた日本は、東洋的な全体性の感覚を確かなものとして持続し、循環の営みを実現し得た希有な国であり、その感性は世界一といってもいいと思うのです。しかし、いまの日本人は、その感覚を失ってしまいました。ごく一部、沖縄に行きますと今だ、見えないものを観る感性が残っていますが・・ やはり、日本は本質的な視点を見失って混乱している。「知」と「感」のバランスが完全に壊れてしまっているんですね。私は、自然な声を求め続けた結果体得した呼吸法と内観共振法で心と体のバランスを、きちんと整えることができるという確信に至りました。心と体の正しいバランスから「知」と「感」の調和が導かれるのです。地球人の立ち位置、広く深い東洋の全体性と循環性を理解いただき、内観共振法により心と体のバランス状態を整えることをお薦めします。小川雄亮拝

 

 「1+1=一=∞」の公式を掲げ、ハミングを用いて心身の調和を導く内観共振法を提唱。音楽のみならず各方面の反響を呼んでいる。 深く美しい日本の心を伝える演奏内観共振法(心身調整法)を踏まえ自然な声を導き、日本の歌に美しい日本の心を探る。

山を見て 山となり 風を聴き 風となり 光を浴びて 光となる      

鳥のように 空と結び 獣のように 大地と契り 魚のように 水と遊ぶ