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カタリ・カタリ YUSUKE OGAWA 20.30.2016 LIVE イタリア文化会館に於いて。ヴィオラとの共演

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~日本の声 日本の音~

音を「観る」~宇宙からの出発

「声は、うたうため、祝うため、癒しのためにある。」

歌は祈り・芸術は祈りのかたち

歌唱は歌道である。声楽を極める。

大自然と人の結合を炎に希う-祈りのかたち-である。炎を見守るとき、大自然、宇宙の調和が美の生命を逞しく培っていく波動を感じる。『芸術は祈りであり、宇宙の心の具現である。』

今は東西の美を語り、日本の美の美しさ、日本の美の深さ、独自性といった話になる。今や世界の一流の文化人が日本の美の世界に注目している。日本の芸術家は自覚と誇りを持って日本の美を世界に発信すべき時、この論の意味と役割は大きいに違いない。『線が行くべきところを行っている。』動かぬ点体、深い墨色 音楽に通ずる躍動感。

西洋と東洋の美の本質を再考。日本の精神性の奥深さを世界発信するべく、日本歌曲の分野において日本語の歌唱表現の確立に立ち向かう。地球と人類の共生を導く、東洋の全体性と循環性を踏まえた声と演奏表現、師大野一道提唱の「内観共振法」と「母音空間法」を学び、実践し、深く美しい日本の美の心を歌い伝えるべく国内外に演奏活動を幅広く展開する。

このままいくと人類は百年以内に滅びると言うことが科学的に証明されています。
その元凶は私たち人間にあるということ。人間中心の営みを展開する私たちだけが自然と調和せず「不自然」です。
声楽家は、表現の根源である心と、媒体である声は何かと求め続けた結果、
心は空間=宇宙、声は心の現われである気付く。
その声が自然であれば、内面が響き渡り心は宇宙となる。
ハミングと骨盤運動を合わせた心身の解放「内観共振法」、母音の空間性と指向性を利用した「母音空間法」この二つの修練法により心は宇宙の無限に重なります。

私は声楽を歌道と捉えています。不動の立ち位置から湧き上がる声は、内面と外界を一つに結び、宇宙そのものを奏でる永遠の調べとなります。大自然との共生共存を目指す今世紀、地球と人間の調和を導くために、洋の東西を超えた地球人の立ち位置からの声や音楽表現が必要不可欠です。

心と身体のバランスをそのまま映して現れる声こそが、人間存在そのものを映す鏡となるのです。私たち演奏家の人間としての有様が問われているところです。自分の歌唱表現に普遍なる道を見出しつつある。歌道というものが確立されるのはそんなに遠いことではあるまい。


新しい時代が訪れている。そう感じている人は少なくないと思います。
物が中心だった時代から、心の時代へ、魂の時代へと・・・。
魂の夜明けと言う人もいます。
ひとりひとりが心に真の心の灯を点じ、本当の自分に目ざめ、生まれ変わる時でしょうか。
心と身体と、そして何より大自然との調和と循環が大切な時代のようです。
地球の環境が重視されています。今やすべてのことは、宇宙規模で考えなければいけない時のようです。

地球はひとつです。

昇華して宇宙との一体感を導く「道」になりました。日本の道は術を超えて、自然の懐に自らを委ね、宇宙が「一(いつ)」であることに目覚めさせてくれる修業方法として大切に受け継がれてきました。

宇宙にぽっかりと浮いたま~るい美しい地球。いつまでも、守ってゆきたいですね。

自分自身を含め、この世の「色」(森羅万象)「大いなるもの」がことごとく「空」(大宇宙・真理)だからである。実体をもたないがゆえに、時間や空間を自在に動くことができ、マンダラが成立する。もし世界が「空」でなければならないならば、つまり実体をもっているならば、すべては固着して動きようがない。
人と人と、国と国と、争っている時ではありませんね。
人類がひとつになって、この地球、大自然に生かされてることに気付き、感謝して、ともに幸せになる時代。 そう感じています。
心に灯を点じ、愛と光・感謝と笑顔・調和と循環を大切にして、大自然と共にある真の心と身体が、大自然の法のままに、本来の自然な姿(自然体)になっていければと想います。戦争がない世界平和を祈ります。「平和への祈り」を歌います。
幸せを祈ります。~世界人類が平和でありますように~ 合掌

 

自在を観る

自在に観る

観自在菩薩

 

夢亦是夢 空猶是空 不来不去 端的の中に在り(人生は夢のまた夢、空のまた空。真理は来ることもなければ去ることもない。この一瞬にしてこそあるのだ。)

 

「色即是空空即是色」


茶の海を呑み干し 宇宙(そら)の 蝉を聴く

 

声楽家・バリトン歌手・音楽評論家:小川雄亮拝